あの「原価率研究所」が急激に増殖中

2019年12月26日

新潟の人以外は、「原価率研究所」と聞いてもなにそれ?と言うだろう。

原価率研究所=「カレー屋」
と言われたら尚更
「??」
であろう。

  • 200円でカレーの食える店である。
  • ルーのみは150円
  • チーズカレーは300円
  • 大盛りは無し、もっと食べたい人は2個買うべし。お得な回数券もあるらしい。

一年前位だろうか、新潟駅前のちょっとはずれにオープンしていた。

こんな記事を書いていながらなんだけど、
僕はこの店を利用したことがない。

自動車がメインの移動手段である地方都市の新潟では路上駐車をして駐車禁止のリスクを犯してまでこの原価率研究所を利用しようとは思わなかった。

閉店したラーメン屋に原価率研究所オープン予告を発見

飲食店の居抜き。
閉店後、借り手がなかなか現れないような物件なら条件も良いのだろう。
ここは片側二車線のわりと交通量のある場所だ。
昔なら路上駐車させて商売ができたのだろうが近年の取り締まり強化で経営が難しかったのだろう。

原価率研究所、全国展開か

すでに支店を拡大し始めている。

コンビニでカップ麺にお湯を入れてイートインで食べるのと大差無い価格だ。

すき家や幸楽苑などでの
200円台のデフレ型格安メニューが消え、選択肢が無い今、
原価率研究所のカレーはかなり需要があるのではないかとおもう。

徒歩でいける生活圏にこういった店があったら何度も通ってしまうかもしれない。

感謝、そしてビジョン

創業者は福島の方で、おそらく震災で新潟に移住し、緊急時の食料確保の重要性と、迎え入れてくれた新潟に恩返ししたい、、という「想い」があるらしい。

現在は200円で毎日カレーライスを販売しておりますが、このカレーの始まりは、2011年の東日本大震災がある意味できっかけとなりました。
福島から新潟に拠点を移し、他所者の自分達が生活するという事に、新潟の人たちは「大変だったね」としか聞かずにいてくれて、その優しさに感銘を受けていました。いつまでもお世話になってばかりでなく、こちらから恩返しができないかと考え、「いつでも誰でも」食べられるように価格を安く設定したカレーを提供しようと始めました。

引用元 原価率研究所 » 代表プロフィール

デフレが終わっても、デフレ型メニューを提供する存在として誰もが知る全国区のチェーン店となっていくのかもしれない。

新潟を拠点に国内1,000店舗の事業展開を進めております。

引用元 原価率研究所 » 採用情報

将来、災害が発生した時に貢献できるよう力を付けていくという考えもあるようだ。

しばらくは成り行きをウォッチしつつ、近所にオープンしたら原価率研究所を体験することとしよう。

、、なんてことを考えてみました!
ではでは(^^)

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